女性ロック・スターの先駆け その1
前々回の記事『有名なロック・ギターのリフ 解答編パート1』で、女性がメインのバンド・ハートを紹介しました。
女性のソロ・シンガーは数えきれませんが、バンドの構成メンバーとして活躍したとなるとほんの僅か。
イギリスのポップ・グループ、ハニカムズがその先駆けかもしれません。
「ハヴ・アイ・ザ・ライト(1964年)」のヒットで知られています(ていうかこれしか知りません)。
1965年に公開された音楽映画『ポップ・ギア』からのワン・シーンです。
「ハヴ・アイ・ザ・ライト」 ハニカムズ
女性ドラマーの名前はハニー・ラントリー。前職はヘアー・ドレッサーだったそう。
サビではバスタムとスネアを同時に叩いてます。力強いそのドラミングは、目を閉じて聴いたらとても女性の手によるものとは。
1965年8月に来日もしており(前座はスパイダース)、日本でも人気のあったグループだったのかも。
ハニカムズでもう1曲、「カラー・スライド」をお聴き下さい。
「カラー・スライド」 ハニカムズ
大滝詠一さん「君は天然色」の元ネタです。
「君は天然色」 大滝詠一
「君は天然色」の元ネタは他にも。
ゲイリー・ルイス&プレイボーイズの「涙のクラウン」が歌い出しだそうで。
「涙のクラウン」 ゲイリー・ルイス&プレイボーイズ
大滝さんに関してはマニアックなブロガーさんにお任せです。
『鳥肌音楽 Chicken Skin Music』というブログにそれはそれは詳しく。
「壁のスライド写真の君 (ロンバケ再訪#2)」
http://ameblo.jp/sugarmountain/entry-10757529838.html
ロイ・ウッド「シー・マイ・ベイビー・ジャイヴ」も元ネタだそうで(リンク先にてどうぞ)。
続く。
↓楽器を弾くのに男女の差はあまりないと思うのですが(オーケストラは女性が多いです)。何故かバンドの一員となると希少な存在となります。
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