都道の建設計画 地元は賛否両論 小平市の住民投票
都内初の住民投票が行われる小平市、その3回目です。
これまでマスコミは、道路建設反対派の意見ばかり掲載・放送してきました。
2013年5月17日付読売新聞で、やっとフェアな報道がなされております。
地元は賛否両論
都道の建設計画に関し、小平商工会の関係者からは「幹線道路にチェーン店が立ち並ぶと、地元の商店から人足が遠のいてしまう」と不安視する意見がある。
一方で、小平市小川町に住む女性(70)は「(青梅街道に出る際)右折ができないなど、府中街道は不便な面があった。環境に配慮した建設であれば支持できる」と期待する声もある。
建設を望む小平市内の60歳代男性からは「建設は50年前から決まっていること。多額の税金を使ってまで、意向調査をする必要があるのか」と、今回の住民投票自体を批判する声もあがっている。
(2013年5月17日 読売新聞)
さて小平市のお隣、東久留米市にこのほど巨大なショッピングモールが誕生しました。
イオンモール東久留米
東久留米市は武蔵野地区で唯一、コミュニティバスの運行がありません。
というのも財政が火の車で、とてもそんな余裕はないからなのです。
イオン誘致は財政再建の切り札ともいうべきものでした。
しかし地元の猛烈な反対があり、オープンまでには5年以上の歳月が流れました。
反対派のサイトがまだ残ってましたので、ここで紹介してみます。
『イオンはいらない みんなでまちを考えよう!!』
東久留米市ー南沢五丁目地区地区計画を考える会
http://minamisawa.com/
道路環境が全ての問題点を提起しています。一部新設の道路が計画されているものの、どう仕様もならない狭い道路と接しています。連続した道路とはならないのです。行政と警察もお手上げを認めています。都環境影響評価書案審査意見書にある指摘に答えることができません。交通の有様が全ての生活環境を確実に壊します。騒音、大気汚染、交通事故、救急救命、消防、定期バス運行の懸念は解決されません。
北多摩全体の道路環境が劣悪なのです。東久留米市を小平市に置き換えても、何の問題もありません。
ここで地図を御覧下さい。
小平市と国分寺市の境にある恋ヶ窪、府中街道の三叉路です。
この三叉路も信号待ちが長いので、始終車が渋滞してます。
本来直進すべき車両が、左折と右折をしなければならない小川町のクランク交差点。
この2箇所が原因で、府中街道のこの区間は多摩の渋滞ワーストと。
こちらのサイトに詳しいです。
『らくらく東京ROAD』 渋滞損失ランキング
http://www.ktr.mlit.go.jp/toukoku/09about/jutai_kankyo/jyutai/mobility/tamaburanking.htm
これだと読みづらいので拡大します。
いかに府中街道の渋滞が酷いか、これでお判りいただけたものと。
左翼系マスコミはこのような事実を一切報道しません。
反対派のプロ市民に都合が良いことばかりです。
道路が建設されれば、雑木林は削られます。
ですが現在の府中街道のままでいいわけが。
管理人は渋滞が引き起こした事故現場に居合わせてもいます。ひとたび事故が起これば、さらに渋滞の列が伸びるというもの。
公共の利便性を考えれば、答えはおのずと出るはずです。
↓管理人はナベツネが大嫌い!! よって読売新聞と巨人は好きではありません。ですがこの記事だけはまともでした。朝日新聞・東京新聞の偏向報道ときたら……。なんで日本のマスコミって、フェアな報道をしないのでしょうね。
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