セ・リーグ ヤクルト8―3広島 (7月13日 神宮)
ようやく最下位から脱出したものの、好調阪神のような連勝は望むべくもない今季の東京ヤクルトスワローズ。
しかし絶好調の小川泰弘投手が登板する試合だけは、安心して観戦できます。
新人ながらオールスター前に2桁勝利をあげました。これには辛口で知られる張本勲さんも、「天晴!」と褒めてくれるに違いありません(もしケチをつけるようならただじゃおかないから)。
ライアン小川 10勝リーグ1番乗り!バレ連弾30、31号
セ・リーグ ヤクルト8―3広島 (7月13日 神宮)
ヤクルトの小川が打線の援護にも助けられ、リーグ一番乗りとなる10勝目を挙げた。
初回、キラに適時打を浴びて先制を許す不安定な立ち上がりだったが、その裏に2番・上田の同点ソロと4番・バレンティンのバックスクリーンへの30号ソロであっさり勝ち越した。
2回にもバレンティンに前日12日の広島戦の最終打席から3打数連続となる31号満塁弾が飛び出し、序盤で大量リードの援護をもらうと、その後はテンポの良い投球で7回2/3を8安打3失点。
自身5連勝で2桁の大台に乗せた恐るべしルーキー右腕は、投手陣の柱として上位浮上のカギを握る。(スポニチ)
ヤクルト・小川、セ新人2桁勝利は上原以来!
ヤクルトのルーキー小川泰弘投手(23)が13日、広島9回戦(神宮)で勝ち投手となり、セ・リーグ10勝一番乗りを果たした。セで新人が最初に2桁勝利に到達するのは1999年の巨人の上原浩治(現レッドソックス)以来。八回途中3失点と好投し、チームは8-3で勝った。
多彩な変化球と制球力が持ち味の右腕は愛知・成章高から創価大を経てドラフト2位で入団。4月3日に初登板勝利を挙げ、6月22日には12球団のルーキー完封一番乗りも果たした。(共同)
小川投手が投げる試合に必ず活躍するのが、主砲・バレンティン選手。
1回のソロに続き、2回には来日初の満塁アーチを叩き込みました。
燕・バレ、初グランドスラム「キモチイイ」
(セ・リーグ、ヤクルト8-3広島、9回戦、ヤクルト7勝2敗、13日、神宮)ヤクルトのバレンティンがまたも小川を援護した。1打席目から2打席連続でアーチを架け、新人右腕の登板日だけで11本。31号で早くも自己最多に並んだ2年連続本塁打王は「今までの努力、練習のたまもの。満足している」と笑った。
1-1の一回は大竹の甘い変化球をバックスクリーンに運び、二回2死満塁では外角球を強引に引っ張った。来日初の満塁アーチにお立ち台で「キモチイイ」と、野太い声の日本語でスタンドをわかせた。
3打席目は凡退し、前日の最終打席を含めた4打数連続本塁打は成らなかったが、60本を超えるペースで量産する4番打者は「55本は長い歴史で誰も破っていない。そこに達することができれば素晴らしい」と意気込んだ。(共同)
上田(一回にプロ初本塁打)
「完璧。風が後押ししてくれた」
中村(小川をリードし)
「すごい。1点取られてもずるずるいかない」(サンスポ)
小川投手の10勝、バレンティン選手の記録タイは管理人の希望通り。
特にバレンティン選手は、2か月連続で月間MVPを獲ってしまいそうな勢いです。
巨人戦で痛めたという左足首が心配ですが、ホームランなら走塁関係ありませんから。
55本という数字も、かなりはっきり見えてきましたね。
オールスター前に自身の記録を塗り替えるのは、もう楽勝ですよ。
おまけ
同じ日の阪神ーDeNA戦。
元ヤクルトスワローズの藤井投手が、絶好調の阪神相手になんと11年ぶりの完封勝利です。
DeNA 藤井 11年ぶりの完封勝利 阪神 7連勝ならず
セ・リーグ DeNA6―0阪神 (7月13日 甲子園)
DeNAが4回に一挙5点を入れ快勝。藤井が今季2度目の完投勝利を11年ぶりの完封で飾った。
4回、無死二塁からモーガンの適時二塁打、プランコの適時打で2点を奪い、さらに無死一、二塁で金城が右越え3点本塁打を放ち、試合の流れを一気に引き寄せた。
藤井は今季5勝のうち、3勝が阪神戦。3回まで毎回走者を許しながらも、味方の援護の後は4~7回まで無安打投球で、結局5安打無失点。ヤクルト時代の02年4月18日、対横浜戦以来の完封となった。
阪神は3回まで毎回好機を迎えながら拙攻で先制点を奪えず、藤井を攻略できなかったのがすべて。先発秋山もこらえきれず失点し、連勝は6で止まった。(スポニチ)
【DeNA】藤井11年ぶり完封勝利
DeNA藤井秀悟投手(36)が、ヤクルト時代の02年4月18日、横浜戦(神宮)以来の完封勝利を挙げた。4月27日に自身が持つ連続先発途中降板の不名誉な日本記録を107試合で止めたのも阪神だった。
「いい打者が多いのでビビッて投げているんです。投げにくいけど、気持ちは前向きに投げている」と、警戒心を細心の注意に変え、ていねいな投球を続けた。中でもマークをしていたのが西岡だった。「チームの顔ですから抑えれば少しは楽に投げられるかな」と。この日は4打席凡退にきって狙い通り。
ただし捕手鶴岡への感謝を忘れない。1回に2つの盗塁を刺してくれた。「あれがすべて。さすがベテラン。せっかく西岡を抑えたのに、2ストライクから(大和に)打たれたからね」。その大和の二盗を、さらに四球で出塁した鳥谷の二盗も刺してくれたのが、その後の好投につながった。(日刊スポーツ)
他球団とはいえ、元スワローズの選手が活躍するのは嬉しいもの。
藤井秀悟投手、よく頑張りました。
↓優勝戦線からは遠ざかってますが、それでも野球は面白いです。ただチームの支柱・宮本選手が今年で引退なのか、それとも来年も続けるのかだけが気掛かりな管理人。中日の山本昌投手が現役バリバリなのですから宮本選手だって。
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