『銀魂』　第３０話　「アイドルだってほぼお前らと同じことやってんだよ」〔寺門通〕

『銀魂』　第３０話
　　　　　　「アイドルだってほぼお前らと同じことやってんだよ」

　『劇場版銀魂完結篇　万事屋よ永遠なれ』の公開に連動して、アメーバではテレビアニメ『銀魂』の第１話から３０話までが無料で観れました。

　管理人は『銀魂』デビューが遅めで、初期のエピソードは殆どチェックしてません。

　１／５くらいしか観れませんでしたが、午後７時の来るのが楽しみでした。

　最終日の８月３日に配信された第３０話、「アイドルだってほぼ同じことをやってんだよ」はパロディ満載の回。

　『銀魂』はパロディが多いのですが、この回はズバ抜けてます。

　当ブログの読者なら、管理人が大のパロディ好きだと御存知のはず。

　これは記事にするしかないと。

　元ネタがどれだけ拾えるか、挑戦し甲斐があるってものです。

　全ては無理かもしれませんが、できるだけオリジナルと併せて。

　貴方もチェックしてみては如何でしょう。

　未見の方は下記のＵＲＬをクリックして下さい。

第30話
「アイドルだってほぼお前らと同じことやってんだよ」
2006/11/09放送
　新人アイドル寺門通とアイドルグループ「反侍（はんさむ）」リーダーGOEMONの熱愛発覚！このニュースは新八たち親衛隊を失意のどん底へ叩き込んだ。その様子を冷ややかな目で見ていた銀時も憧れのお天気お姉さん・結野アナが結婚していたことが判り茫然。そしてその二人をせせら笑う神楽。そんな万事屋にお通が訪れた。熱愛発覚以来、脅迫の手紙が何通も送られて来るようになり、銀時に助けを求めて来たのだ。だが、犯人の目星がまったく付かない。「ならば張り付いて護るのみ！」新八は全身全霊を賭けてお通を守ることを決意。かくして万事屋一行による、お通の護衛が始まった。

http://img.mail.ru/r/video2/uvpv3.swf?2&movieSrc=bk/btkn/6523/6552&autoplay=0

　ここから先はネタバレを含みます。

『銀魂』　第３０話
　　　　　　「アイドルだってほぼお前らと同じことやってんだよ」
　　　　　　　　パロディの元ネタ全て拾います。

　「お前の兄ちゃん引きこもり！」　寺門通

　第３０話はミステリー仕立て。なのでパロディの元ネタは、有名刑事ドラマが大半を占めてます。

　尚ストーリーは割愛します。画像だけでも相当な量なので、一度には紹介しきれないかも。

　トップバッターはこの二人、織田裕二さんと柳葉敏郎さん。元ネタは『踊る大捜査線』です。

新八「ってなんですかその格好は？耳デカっ鼻の穴デカっ」
銀時「都知事と同じ名前の石原です」
新八「分かりづらいよで、神楽ちゃんはナニ？」
神楽「容疑者のギバちゃんアル」
銀時「っつうことはお前は公証人だなぁ」
新八「おりゃーサンタマリアじゃねぇー」

　パロディ担当は銀時と神楽。あの名台詞もちゃんと聴けます。２００６年の都知事は石原慎太郎さんでしたね。

　寺門通とGOEMONが密会していたレストランは、

　「バトルロイヤルホスト」。

　プロレスの“バトルロイヤル”と、

　ファミレス・チェーン“ロイヤルホスト”の掛け合わせ。

　一時期低迷していたロイヤルホストですが、低価格路線から脱却し“おいしさ”を追求したところ業績が回復したそうで。店内の改装もプラスになりました。

　お次は『あぶない刑事』の、タカとユウジ。

神楽「どうするアルタカ」
銀時「そうだなぁユウジ」
新八「ぅうっ」
銀時「とりあえずリュウジンカイの氷室と鮫島をあたろう叩けばなにかホコリが出るかもしれねぇ」
神楽「OK」
新八「あぶない」
新八「氷室って誰？鮫島って誰？」

　『踊る大捜査線』で刑事ドラマがガラッと変わりました。

　それまでは派手な銃撃戦が当たり前のように描かれてきましたが、以降はプッツリ途絶えてしまったようで。

　アクション主体の刑事ドラマは、もう流行らないのでしょうか？　フィルム撮影のドラマが無くなったのと、時を同じくしてますね。

　聞き込みを開始する３人ですが、この風景も何処かで見たような。