「キープ・ミー・ハンギン・オン」 スプリームス
カヴァー・ヴァージョン対決 その6
ヴァニラ・ファッジ VS. ロッド・スチュワート
カヴァー対決その6は、その1に引き続きモータウン・ナンバーをネタに。
1966年のヒット、スプリームス「キープ・ミー・ハンギン・オン」で対決です。
「キープ・ミー・ハンギン・オン」 ヴァニラ・ファッジ
ヴァニラ・ファッジ
67~70年までと短い活動期間ではあったが、オルガンを基調としたサイケデリック・ロックを展開し、4枚のオリジナルと衝撃的なサウンドを残したバンドである。当時のヒット曲を、芸術家気質に富んだ解釈のもと、大胆なアレンジで表現するのが彼らの特徴の1つだ。
その代表曲とされる<1>は、シュープリームスの66年の全米No.1ソングである。しかし確固たる音楽性を打ちだしているためか、ヴァニラ・ファッジこそがオリジナルと思っている人も少なくない。こちらのファースト作品では、ビートルズやソニー&シェール、ゾンビーズなども取りあげている。
「キープ・ミー・ハンギン・オン」 ロッド・スチュワート
解説にもあった通り、ヴァニラ・ファッジはカヴァー曲ながらオリジナルを凌駕。
ロッド・スチュワートといえども、勝負の行方は目に見えてます。
ヴァニラ・ファッジの衝撃といったら、それはもう凄かったです。
では何故取り上げたかというと、何を隠そうこの2曲ドラマーが同一人物なのです。
ドラマーの名前はカーマイン・アピス。
カーマイン・アピス
画像を見ての通り、バスドラが2つ。
ロック・ドラム開拓者の一人と言っても過言では。
ヴァニラ・ファッジは強力なリズム隊が、サウンドを支えていました。
解散後はカクタスを経てジェフ・ベックとバンドを結成、ジェフ、ボガート&アピスで来日もしています。
(↓映像はイマイチですが、音はマトモ)
「迷信」 ベック、ボガート&アピス
「迷信」は、ジェフ・ベックが在籍するバンド、ベック・ボガート & アピスへの提供楽曲として書き下ろされたが、スティーヴィー自身のバージョンが先に大ヒットした。後日、スティーヴィーはその一件のお詫びとして、ジェフ・ベックのアルバム『ブロウ・バイ・ブロウ』に「哀しみの恋人達」を提供。
このバンドも短命に終わり、カーマイン・アピスはロッド・スチュワートと組むことになります。
ジェフとロッドは同じバンドにいたこともあり(第1期 ジェフ・ベック・グループ)、その繋がりなんでしょうかね?
ロッドの黄金期を支えたカーマイン・アピス、再結成したヴァニラ・ファッジでは彼の大ヒット「アイム・セクシー」をカヴァー。
「アイム・セクシー」 ヴァニラ・ファッジ
おまけ
「キープ・ミー・ハンギング・オン」を知ったのは、彼女だという方も大勢いるんじゃ?
「キープ・ミー・ハンギン・オン」 キム・ワイルド
1986年にシュープリームスのカヴァーYou Keep Me Hangin' Onをリリースすると瞬く間にラジオ局で火が付き、2度目の全英2位をもたらす。またアメリカでは更に人気が出て見事全米1位を獲得。
ちなみに管理人は、野口五郎さんのライヴ盤で初めて知りました。
レコードの帯の文字、チェックできましたか?
↓日本ではGSのテンプターズがカヴァーの先駆け(昭和44年4月20日東京厚生年金大ホールにて収録された『テンプターズ・オン・ステージ』)。


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