「ウルトラセブン」に挑戦!! Vol.2
検索に頼らず「ウルトラセブン」全話を思い出す、その2回目です。
「ウルトラセブン」が今も尚人気があるのは、最終回があまりに素晴らしかったせいかと。
最終回「史上最大の侵略 後編」をまず御覧ください(音声があまり良くありません)。
「史上最大の侵略 後編」
「史上最大の侵略 前編」でセブン上司に地球に留まれば死を意味すると言われるほど、モロボシ・ダンの身体はこれまでの戦いでボロボロだったのです。
アンヌ隊員に自分の正体を明かすダン。
すると背景がガラッと変わり、二人の姿はシルエットに。
キラキラ光るその背景は板に凸凹に貼り付けた銀紙に照明を当て、スタッフが裏から拳で叩いたというもの。
「ウルトラセブン」は同録ではなくアフレコ、板を叩く音は邪魔にはなりません。
その板を黒幕で覆い告白したタイミングで落とし、あの名場面が生まれました。
最後の戦いに挑むダン、制止するアンヌ。
ダンはそれを振り切り、ゴース星人の人質アマギ隊員救出へと向かいます。
ゴース星人の侵略基地が防衛軍の攻撃によって壊滅状態になる寸前、アマギ隊員はセブンによって救出されます。
そして怪獣パンドンとセブンの、最後の戦いが始まります。
眼に涙をいっぱい浮かべ、他の隊員達にダンの正体を明かすアンヌ。
するとその時から、セブンと呼ぶ者は誰一人としていません。
モロボシ・ダンを助けようと、ウルトラホーク1号で援護射撃。
必殺技アイスラッガーをパンドンに奪われたものの、辛くも勝利をおさめたセブン。
戦いを終えたセブンは、光となって故郷のM78星雲へ還っていきます。
「ウルトラマン」と「ウルトラセブン」の大きな違いは、恋愛要素の有無。
ダンとアンヌの仲が、回を追う毎に深まっていきました。
なのでダンが自分の正体を明かす相手は、アンヌ以外は考えられません。
何回観ても、この最終回は素晴らしいですね。
「ウルトラセブン」、最終回は前後編なので残り44話。
↓もしもセブンが万全の状態であれば、パンドンは強敵ではないのかも。ゴース星人の台詞をスロー再生すると、まるでヤクザ映画のようだと「トリビアの泉」で紹介してましたっけ。
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