巨大生物の恐怖!!
【サンダーバード】
第15話「大ワニの襲撃」
動物を巨大化させる薬品サーミンを開発したオーチャード博士は、製薬会社のブラックマーに、商品化の話をもちかける。その内容を立ち聞きした使用人カルプは、サーミンを盗んで大儲けをしようと、研究室に忍び込むが、サーミンを試験管に移す際に、排水口にこぼし川へ流出させてしまう。その結果、10数メートル以上も巨大化したワニが研究所を襲撃。国際救助隊は無事にオーチャード博士らを救い出すことができるだろうか。
脚本:アラン・パティロ 監督:デビッド・レーン
相変わらず『サンダーバード ブルーレイ・コレクターズBOX』のチェックに追われている管理人。
今回紹介したエピソードは、第15話「大ワニの襲撃」です。
「サンダーバード」本国での放映当時、日本では『ウルトラQ』がON AIR。
「五郎とゴロー」「甘い蜜の恐怖」の2本は、普通の生物が特殊な薬品等で巨大化してしまうというもの。
「大ワニの襲撃」の事件の発端も、それととても良く似ています。
セドニカス・アメリカナスという植物から、「サーミン」というエキスが得られることを発見したオーチャード博士。
このエキスは動植物を急成長させるもので、人口増加による食糧難を解決するのにとても役立ちます。
しかしこのエキスで一儲けを狙う悪人・カルプは、盗み出すべく研究所に侵入。試験管に移す際、排水口にエキスをこぼしてしまいます。
排水口から沼地に流れ込みワニが急成長、一夜明けると巨大生物となっていました。
ワニの襲撃が始まり、研究所は徐々に破壊されていきます。ジャングルの僻地に建つゆえ、頼みの綱は国際救助隊のみ。博士達の運命は如何に?
前者が着ぐるみだったのに対し、後者は本物のワニを使用。ミニチュアの世界だからこそ可能なエピソード。本物のワニだけに、迫力が違いますね。
東宝映画『キングコング対ゴジラ(1962年)』でも、本物のタコが使われていました。
体表のヌメヌメ感は本物ならでは。
今年1月のNHKスペシャルでは、巨大なダイオウイカの撮影に初成功しています。
ダイオウイカ(大王烏賊、学名:Architeuthis、英語名:Giant Squid [wikt])は、ツツイカ目 (en)-開眼亜目 - ダイオウイカ科に分類される、巨大なイカの一種(1属)。本属の下位分類には複数種があると考えられている。世界各地に存在する巨大な頭足類の伝説(クラーケン)はダイオウイカをモデルにしているとも考えられている。
形態
非常に大きなイカであり、日本での発見例は外套長1.8m、触腕を含めると6.5mにも達する。ヨーロッパで発見されたタイセイヨウダイオウイカ(テイオウイカとも云う)になると、特に大きなものは体長20mを超えたとも言われる。ダイオウホウズキイカとともに、世界最大級の無脊椎動物(同時に、頭足類)として知られている(別項「生物に関する世界一の一覧」も参照)。直径30センチメートルにもなる巨大な目を持ち、ダイオウホウズキイカとともに、生物界で最大とされている。これによりごく僅かの光をも捉え、深海の暗闇においても視力を発揮できる。
触手の長さと胴体の大きさに比べ、胴体先端の遊泳鰭が小さく筋肉中に塩化アンモニウムを大量に含んでいることから遊泳能力はあまり無いと考えられてきたが、後述する生きた姿の撮影、特に2013年に公開されたNHKによる小笠原沖での調査映像から、深海を巧みに動く姿が撮影されている。(ウィキペディアより)
「NHKスペシャル 深海の超巨大イカ」
(すぐに削除される可能性が。視聴はお早目に)
管理人は裏番組の『アバター』を観ていて、うっかり見逃してしまいました。
CGでは味わえない感動です。
YouTubeにUPされていて大助かり。こういう番組作りを継続するなら、受信料を払う価値は十分にあります。
地球上にこんな巨大な生物がいるなんて!! 深海には未知の生物がまだいるかもしれませんね。
↓ワニの撮影には大変苦労したそう。普段はあまり動かないワニをよくぞあそこまで。古代の恐竜もあんな感じだったのかも。
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