東京都立多摩総合医療センター
人命より緑が大切なプロ市民 小平市の住民投票
５月２６日小平市に計画中の新しい道路の是非をめぐって、都内初の住民投票が行われるのは先日記事にしました↓。
『青梅街道と府中街道の変則交差点の渋滞解消 小平市で住民投票 ５月２６日』
http://ameblo.jp/bsrs/entry-11514306787.html
極左で知られるマスコミは、こぞって新しい道路への反対運動を支持してます。反対しているのは“プロ市民”と呼ばれる左翼系の一団。玉川上水の貴重な緑が失われるというのがその反対理由。
東京新聞の一面に引き続き、５月１２日放送『噂の！東京マガジン』（←この番組の偏向ぶりは極左ＴＢＳならでは。行政と住民が対立した場合必ず住民側の味方）でも取り上げられました。
道路建設の賛否を問う以上賛成・反対両方の意見を均等に割くべきだと思うのですが、反対の声ばかり拾っているのがマスコミの常套手段。
何事に於いてもメリット・デメリットの２つは必ず生じます。
前回記したように新しい道路が完成すれば、府中街道の渋滞は解消されるでしょう。
そして最も重要なのが救急搬送なのです。
さて冒頭で御覧になった「東京都立多摩総合医療センター」。
都内に３か所あるＥＲの１つで、２０１０年３月に開設されました。
生と死の境にいる救急患者にとっては、名医が常駐するこの医療施設はまさに“救いの神”。
多摩地域の都立病院として重要な位置付けがされており、東京ERの一つである「東京ER・多摩」を併せ持つ大規模総合病院である。診療内容はほぼすべての領域を網羅しているが、難病と急性期の患者の措置を中心としており、救急と地域医師が必要と認めて紹介状を持つ患者を受診している。救急車による搬送数は1万を超える。
所在地は東京都府中市武蔵台二丁目、国分寺市との境に近いです。
「東京都立多摩総合医療センター 開院式」
来月1日に運営が始まる都立多摩総合医療センターと小児総合医療センターの開院式がきょう開かれ、石原知事ら関係者およそ300人が参加しました。
石原知事はあいさつで「素晴らしい病院ができた。都民の健康が担保されるとてもうれしいことであるが、それを当たり前のこととせずにこれを機会にいろんな大きな問題を考えていくべきではないかと思う」と述べました。開院式では石原知事のほか都議会議長や東京都医師会会長などがあいさつし、テープカットが行われました。多摩総合医療センターはERの整備や手術室の拡充など充実した救急医療体制が特徴です。一方、小児総合医療センターはNICU＝新生児集中治療室24床や病院間の搬送などを行うドクターカーが整備され、周産期医療体制が強化されています。小児総合医療センターをめぐっては八王子など3つの都立小児病院を廃止統合するため地元住民から反対の声も上がりましたが、都の担当者は「総合的な医療が提供できる」と話しています。
センターの地図がこちら。
左手のあるのが問題の道路、府中所沢線。府中市は既に開通してます。隣の国分寺市は現在工事中。
小平市だけが住民エゴによる反対によって、未着手のままです。
もしこの道路が計画通り完成したのなら、東村山市から医療センターまでは直線で結ばれます。
アクセスもずっと良くなるのです。
（↑現状では北多摩からのアクセスは一筋縄では）
重症・重篤な救急患者の受け入れ先としては、これ以上の医療施設は見当たらないと。
広い道路があれば移動時間がこれよりずっと短縮され、搬送途中に亡くなるケースもグンと減るというもの。
そして医療センターは、どんな症状の患者にも対処できるようになってます。
ですが反対運動が成功し狭隘な府中街道のままとなると、救急車が渋滞に巻き込まれる可能性は十分。
公共の福祉に真っ向から反対するプロ市民の連中には、開いた口が塞がりません。
人の命と緑の消失、はたしてどちらが大事でしょうか？
↓道路が完成しないと救急搬送で小平市民も困りますが、とばっちりを受けた東村山市民はもっと怒っていいです。というのも新青梅街道までは、東村山市もとっくに道路の拡張を終えているので。
