テレビアニメ『弱虫ペダル』が面白い！！〔ＳＬＡＭ　ＤＵＮＫ〕

　「自転車は昨日まで普通だった人でも突然才能が開花することがある」

テレビアニメ『弱虫ペダル』は、
　　　　　　サイクル・ロード・レース版『ＳＬＡＭ　ＤＵＮＫ』！！

　先週２月１５日未明から東京に降った大雪。

　それから丸三日間というもの、テレビが全く映らなくなりました。

　どうやらアンテナがやられてしまったようで、屋根に上れるようになった月曜日にやっと復旧した次第。

　テレビ大好き人間としては痛いアクシデントでしたが、録り貯めておいた番組をまとめて視聴するにはまたとない機会。

　昨年１０月から放送開始のテレビ東京系テレビアニメ『弱虫ペダル』。

　深夜１時３０分過ぎからなので、リアルタイムでの視聴は殆どありません。

　まとめてチェックしたところ、管理人大のお気に入りになってしまいました。

　千葉県立総北高等学校の新入生・小野田坂道はアニメやゲームや秋葉原を愛するオタク少年。中学時代にオタクの友達ができなかった彼は高校でアニメ・漫画研究部に入ろうとするが、部員数減少のため活動休止中であると知り、活動再開に必要な部員数を集めようと思い立つ。

　そんなとき坂道は、同級生の今泉俊輔から自転車レースを挑まれる。中学時代に自転車競技で活躍していた今泉にとって、学校裏の斜度20パーセントを超える激坂をママチャリで、しかも歌いながら登坂する坂道は“信じがたい光景”であった。「坂道が勝てばアニ研部に入っても良い」と今泉に言われ、勝負を受けた坂道だが、あと一歩のところで惜敗する。それから数日後、坂道は関西から引っ越してきたばかりの少年・鳴子章吉と友人になる。鳴子は中学時代に自転車競技で活躍しており、ひょんなことから坂道はその実力を知ることになる。

　2人との出会いで今までに経験したことのなかった“自転車で速く走る楽しみ”を見出した坂道は、アニ研部の部員集めを諦め、自転車競技部に入部。小学生のときから自転車で秋葉原に通い続けていた坂道は、知らず知らずのうちに上り坂に強いクライマーとしての基礎能力が鍛えられており、その資質を見出されたことから、先輩部員でクライマーの巻島裕介の指導を受けることになり、才能を開花させていく。

　さしずめサイクル・ロード・レース版『ＳＬＡＭ　ＤＵＮＫ』といった作品。

　ド素人の新入部員が、あれよあれよとその才能を開花させていきます（『ＳＬＡＭ　ＤＵＮＫ』の桜木花道も、バスケットボールは高校デビュー）。

　主人公はスポーツアニメに似つかわしくないタイプの小野田坂道君。

　高校ではアニメ研究部に入部したかったものの、部員が集まらず断念。

　同じく新入生である今泉俊輔・寒咲幹・鳴子章吉との出会いにより、自転車競技部で活躍することとなります。

　ロードレース初心者ながらその成長は著しく、周囲を驚かせることもしばしば。

　あとどれだけ伸び代があるのか、計り知れないのです。吸収の度合いが早いのなんのって。

　何しろ急坂をこのスピードで駆け上るのですから。

　２月１７日放送の第１９話では、インターハイのメンバーに選ばれるまでとなりました。

　今泉俊輔・鳴子章吉の二人は、中学時代からロードレースで輝かしい実績を残してきています。

　主人公の坂道は気弱なタイプですが、この二人は揃って負けず嫌いな性格。

　会えばいつもいがみ合う二人ですが、何故か行動パターンが一緒なのが面白いところ。

　『ＳＬＡＭ　ＤＵＮＫ』でいえば、桜木花道と流川楓のような関係です。
　

　マネージャーの寒咲幹は、赤木晴子のポジションそのままといっても。

　実家は自転車販売店で、しかも兄は競技部ＯＢ（元主将）。

　そのせいか自転車が大好きで、坂道の隠れた才能をいち早く見抜いた人物です。

　的確なアドバイスで坂道をアシスト（このアニメ、恋愛要素は無さそうですが）。

　スポーツアニメの最高峰に位置する『ＳＬＡＭ　ＤＵＮＫ』。

　それと似た要素がこれだけあるのですから、『弱虫ペダル』も決して期待を裏切らないはず。

　まだ御覧になっていない方には、第９話「全力ＶＳ全力」がオススメ。

2013.12.02 放送

　鳴子に背中を押され、峰ヶ山での山岳賞を取る決意をした坂道は、ケイデンスを最大にまで上げてトップの今泉に並ぶ。必死に食らいつく坂道を、今泉も全力で引き離そうとする。山頂までのラストスパート、坂道は、鳴子から教えてもらった秘策をもって、全力で今泉に挑む！

　激アツなストーリー展開に酔いしれて下さい。

　（ＵＲＬはこちらです↓↓）　

　　　　　　http://www.anitube.se/video/67203/Yowamushi-Pedal-09

　↓このアニメ、深夜より夕方に放送した方が良いと思うのですが。放送時間のせいで観れない方が大勢いるのは残念でなりません。